スポンジケーキの生地について

20180212_スポンジケーキの生地について

ケーキを焼くときに欠かせなのがスポンジ生地!!
甘くてフワフワでこれがうまくできるかでケーキの出来が決まるといっても過言ではないくらい大事なスポンジ生地!!

このスポンジ生地には大きく分けて2種類の方法の作り方があります。
軽めの生地が特徴の別立て法のスポンジ生地としっとりときめの細かい共立て法のスポンジ生地です。

今回はそれぞれの特徴とか、向いているケーキを簡単についてはまとめてみました。

共立て法のスポンジ生地(ジェノワーズ生地)

この生地では卵黄と卵白を一緒に泡立てます。
イチゴのロールケーキの生地はこちらの共立て法の生地になります(*´▽`*)

割りほぐした全卵と砂糖を混ぜ合わせて湯煎にかけてしっかり泡立てます。
この時の温度がポイント!生地に指を付けたときに冷たく感じない程度 にしてください。
冷たいと泡立ちが良くないのですが、温度が上がりすぎると卵が固まってきめの粗い仕上がりになってしまうので注意です!

白くもったりするまで泡立てたら粉を高めの位置から空気を含ませながらふるい入れさっくりと切り混ぜをして湯煎にかけたバターとか牛乳とかを加えて、せっかくできた気泡をつぶさないように切り混ぜていきます。

しっとりふわふわのスポンジが出来上がります。
ショートケーキなど一般的なケーキのスポンジにお使いいただける生地だと思います。
割と基本の生地で、なんにでも合わせやすい万能な生地なので、覚えておいて損はない作り方だと思います。

別立て法のスポンジ生地(ビスキュイ生地・スフレ生地)

この別立ての生地は、生地を作るのに必要不可欠な卵の卵黄と卵白を分けて泡立てて、後で合わせる方法です。

卵白と砂糖を泡立ててメレンゲを作り、そこに溶いた卵黄を少しずつ加え、薄力粉をふるい入れて、湯煎にかけたバターと牛乳を切り混ぜて作ります。
メレンゲの力でふわふわの生地に仕上がるんですよ!

粉の配分などを変えて、少し硬めに焼くと外はサク、中は軽めのビスキュイ生地になります。
よくシャルロットケーキなどの周りにくっついているあれですね。

あと、作り方とか材料はちょこっと違うんですけど、スフレチーズケーキもこちらの別立て法に近い作り方をします。
大阪で有名なりくろ―おじさんのチーズケーキとかのふわんふわんなチーズケーキね!
これもメレンゲの力でふわふわ感を出しています!

また、こちらの生地でロールケーキを作っても軽くてふわっふわのスフレタイプで美味しいです。
仕上げに粉糖を振ってあげるとさらにgood!!
一緒にロールする具材や好みで生地を使い分けても良いですね!
ただ、どちらの生地も乾燥しやすい生地なので、焼きあがったら必ずラップをして乾燥を防いでから粗熱を取るようにしてくださいね。

今まで作ったお菓子はケーキレシピタグからどうぞ~