七草雑炊のレシピ

2018-01-06 七草

こんばんは、ゆり子です。
今日は七草雑炊を作ってみました。

タイトルを見て七草がゆだろ?って思った方も多いのではないかしら(;^ω^)
でも今日作るのはお粥じゃなくて雑炊なの!
っていうのも、うちの旦那はんがお粥嫌いなんよね~💧

昔、風邪ひいたからってお粥作ってあげたのに嫌いやからいらんって言われてしまい・・・
もったいないからってしぶしぶ食べてはくれたんやけどね・・・
それ以来、我が家でお粥を作ることはまずなくって(;´∀`)苦笑
七草もお粥じゃなくて雑炊にしております!
これなら食べてくれるんよね~

ってなわけで早速レッツクッキング!!

七草雑炊のレシピ

カテゴリ
雑炊
調理時間
15分

2018-01-06 七草

お粥嫌いの旦那のために七草がゆを雑炊バージョンで!!
白だしを使って簡単に作りましょう!

材料(3~4人分)

  • ご飯
    1.5合分
  • 白だし
    70cc

  • 550cc
  • 七草パック
    1パック

  • 2個

我が家で使っているのはヒガシマルの京風割烹白だしです。
白だしはメーカーによって塩味が若干違ってきますので、味見をしながら調節してくださいね!

作り方

1. 下準備

ご飯をザルに入れ、流水で軽く洗う
七草は水洗いし、細かく刻む

2018-01-06 七草

2. 煮込む

鍋に白だしと水を加えてひと煮立ちさせる

2018-01-06 七草

沸騰したら洗ったご飯と刻んだ七草を入れて弱火でグツグツ煮込む
吹きこぼれに注意!!

2018-01-06 七草

3. 仕上げ

ご飯が柔らかくなってきたら火を止めて溶き卵を流し入れる

2018-01-06 七草

蓋をして予熱で卵にある程度火が入ったら完成!

七草って何?

この七草がゆ!なんで食べるの?そもそも七草って何の野菜?って方もいらっしゃいますよね?
ここではその疑問についてちょこっと説明していきたいと思います。

なんで七草がゆを食べるの?

年が明けてまだ間もない1月7日は五節句の一つで「人日(じんじつ)の節句」というものなんです。
この日に七草がゆを食べて邪気を払い1年の無病息災と五穀豊穣を祈るとされる風習があり、このことを「七草」とか「七草の節句」と呼ばれるようになりました。

この七草なんですが、どうしてお粥にするのって言うのも理由があります!
お正月ってご馳走続きで胃に結構負担をかけてたりしませんか?
お正月の疲れが出始めたちょうど今頃の胃の回復にはお粥のような消化の良いものがもってこいなんです!
また、お正月の料理って味が濃い目の物が多かったりしませんか?
なので薄味のお粥を食べて胃を休めようってわけなんです!

七草の種類

子供の頃、冬休みの宿題で七草を覚えさせられた経験のある方も少なくないのでは?
あたくしも「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ・・・」って繰り返し言って覚えてました。

でも意外と忘れちゃって、あれ?何やったっけ?って方いらっしゃいますよね!
確認がてら7種類紹介します

春の七草

  • せり
  • なずな
  • ごぎょう
  • はこべら
  • ほとけのざ
  • すずな
  • すずしろ

ちなみにゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことです。
一種類ずつスーパーでそろえるのは無理があるし、いくら田舎だからと言って野山に取りに行くのも大変ですよね(;´∀`)
ってか、どこに生えてるの??

なので、我が家はスーパーで7種類がパック詰めされたものを買ってきて刻んでます!
今回は生の物を使いましたが、刻んでフリーズドライされたものもあるのでよりお手軽に作れると思います!

で、1月7日に食べるのは春の七草なんですけど、他の季節にも七草があるのをご存知ですか?
そう、秋の七草!

秋の七草

  • はぎのはな
  • おばな
  • くずはな
  • なでしこのはな
  • おみなえし
  • ふじばかま
  • あさがおのはな

ここでいうアサガオはキキョウの花を指します。
ちなみにおばなっていうのはすすきのことです。
(・∀・)ウン!!どう見ても食べられそうにないですね(*´▽`*)笑

こちらは食べるものではなく見るための七草で、よく俳句などにも読まれています。
有名なのは山上憶良(やまのうえのおくら)の句です!

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(山上憶良 万葉集  一五三八 巻八)
読み: はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし また ふじばかま あさがおのはな

こちらはそのまんま、秋の七草を読んだものですね!分かりやすい(*´▽`*)

秋の野に 咲きたる花を  指折およびおり かき数ふれば 七種ななくさの花
(山上憶良 万葉集  一五三七 巻八)
意味:秋の野にとりどりに咲く花を、指を折りながら一つひとつ数えてみると、七種類の花がありました。

古典の授業で聞いたことのあるような~ないような~💧
昔すぎて忘れた!笑

秋には秋の七草を花瓶に活けて飾ってみるのも風流でいいかもしれませんね(*^_^*)

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