ヨーグルトメーカーの別の使い方が気になる

レシピ_プレーンヨーグルト_牛乳とヨーグルトの量を調節する_2022-03-16

ヨーグルトメーカーって作れるのはヨーグルトだけなんでしょ?とか、できても発酵食品だけでしょ?って思っている方も多いと思います。

そうなってくると発酵食品と言っても知れてるし、わざわざ機械買ってってするのもなぁ。ってなると思います。
発酵食品以外にも何か使い道があればいいのに・・・ってなりますよね。

そう、ヨーグルトメーカーの発酵以外の使い方。

これが、あるんです!

そもそもヨーグルトメーカーとは、庫内の温度を発酵に適した温度に保つことで手軽に自家製ヨーグルトがつくれる調理家電です。
なので、ヨーグルト以外にも納豆や甘酒、塩麹などの発酵食品を作ることができます。

さらに60℃以上の温度設定ができる商品ならなんと低温調理も楽しむ事ができます。
低温調理ができるとなると温泉卵や鶏ハム、ローストビーフなどをつくることも可能です。

これは一気に使い道が広がりましたね。

低温調理は温度管理が難しく、嫌煙していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一定の温度をキープしてくれるので大変な温度管理も無く、手軽に低温調理をすることができます。
料理の幅も広がる、ヨーグルトメーカーの発酵料理以外の使い方について詳しくご紹介します。

低温調理に使える

ヨーグルトメーカーと言ったら発酵のイメージですが、それだけじゃないんです。
メーカーにもよるのですが、多くのヨーグルトメーカーで設定温度が60℃くらいまで対応されています。
そうなると作れるのが低温調理です。
低温調理って温度管理や時間管理が難しくちょっと間違えると加熱が不十分な半生だったり、逆に火が通り過ぎてパサパサになったりします。
ですが、ヨーグルトメーカーだと設定した温度をキープしてくれるし、タイマー付きで長時間目を離していても出来上がりと同時にオフになったりアラームで知らせてくれるのでお手軽簡単に低温調理を楽しむ事ができます。

ヨーグルトメーカーで低温調理をする際のポイント

ヨーグルトメーカーは機種によって機能に違いがあります。
ヨーグルトや発酵食品以外にも低温調理を楽しみたいという言う場合は次のポイントに着目してそれに合ったヨーグルトメーカーを選んでください

容器のタイプ

ヨーグルトメーカーには、大きく分けて紙パックタイプと専用容器タイプの2種類ががあります。
紙パックタイプは、牛乳パックのなかに種菌を入れてセットし、ボタンを押して待つだけでヨーグルトができるタイプです。
紙パックのまま作るため衛生的で、用意や片付けの手間がかかりません。
ヨーグルトだけ楽しみたいというならこれでも十分です。
一方で専用容器タイプは、専用の容器に食材を入れて調理するタイプです。
容器を洗う手間がかかりますが、甘酒や塩麹、納豆などさまざまな料理が作れます。
低温調理となるとこの専用容器タイプを選ぶのがベストです。
さらに言えば、容器が大きいものや口の広いものだとお肉の塊が入れやすくローストビーフや鶏ハム、煮豚などが楽に作れます。

温度調節機能

作るものによって設定温度は変わってきます。
一般的な温度設定としては、プレーンヨーグルトやギリシャヨーグルトが約40℃、カスピ海ヨーグルトが約25℃、甘酒や塩麴が約60℃、お肉の調理は65℃前後となっています。
なので、いろんな料理に挑戦したい、ヨーグルト以外にも使いたいという方は20℃~70℃くらいまで幅広く温度調整できるものが良いと思います。
中でも1℃単位や0.5℃単位で自由に調整できるものだとなお良いですね。
発酵はもちろんですが、1℃の違いが火の通り加減を左右することもあります。
美味しく仕上げたいなら細かい温度調整のできるものを選ぶのがベストです。

時間設定機能

低温調理で使う場合、ヨーグルトやほかの発酵食品程長時間使用することは無いので長時間対応かどうかはそこまで気にしなくても良いです。
しかし、大切なのは細かい時間設定が自由にできるかどうかです。
機種によってはあらかじめ決められた時間設定しか使えないものもあれば、1時間刻みでセットできるもの、30分きざみでセットできるもの等様々です。
この時間設定が仕上がりに結構影響します。
温度は完ぺきだったけど、時間が1時間長くてお肉がパサパサに…ってなるとかなり残念な結果ですよね。
細かく時間設定できる商品だと、自分好みの味に仕上がります。
せめて1時間刻み、出来れば30分刻みで自由にセットできるものがオススメです。

作れる低温調理メニュー

ヨーグルトメーカーで作れる低温調理のメニューを紹介します。
ここで紹介しているのはほんの一部です。
他にも工夫すればいろんなお料理が楽しめます。
メーカーによっては容器の容量や温度、時間が対応していないものもありますので予めご確認ください。

鶏ハム

鶏むね肉に塩麹やお好みのハーブをもみ込んでジップロックなどの保存袋に入れて一晩漬けこみます。
容器に熱湯を注ぎ、胸肉をジップロックごと入れてヨーグルトメーカーにセットいます。
だいたい63℃で3時間ほどセットしたら完成です。
しっとり柔らかな食感の鶏ハムです。
そのままでも良いし、サラダのトッピングやサンドイッチの具材にしても美味しいです。

煮豚

豚ももの塊肉に塩を擦り込んだらタコ糸で縛って成形します。
ジップロックなどの保存袋に調味液と一緒にお肉を入れ、空気を抜いて密封します。
容器に熱湯を注ぎ、豚肉をジップロックごと入れてヨーグルトメーカーにセットします。
だいたい64℃で4時間ほどセットしたら完成です。
柔らかジューシーな煮豚です。 調味液はお好みで。

ローストビーフ

牛もも塊肉に塩コショウやにんにくを擦り込みしばらく置いて馴染ませます。
熱したフライパンで表面に焼き色がつくように焼きます。
ジップロックなどの保存袋にお肉を入れ、空気を抜いて密封します。
容器に60℃くらいの湯を注ぎ、お肉をジップロックごと入れてヨーグルトメーカーにセットします。
だいたい60℃で3時間ほどセットしたら完成です。
簡単でほったらかしでもできるローストビーフ。
パーティなどにもおすすめです。

温泉卵

卵を容器に入れ、沸騰したお湯を注ぎます。
ヨーグルトメーカーにセットし、大体65℃で30分ほどセットしたら完成です。
お肉料理だけかと思いきや温泉卵も作れるなんて便利ですね。
温泉卵はサラダに丼物、麺類にとなんにでも使えて万能です。